医薬経済オンライン

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逆風下で挑む日中製薬業界の「橋渡し」

旭化成ファーマ出身の中国通が起業

2024年10月1日号

「中国市場で日本の医薬品が新しい価値を生み出せる可能性はまだある」。  こう言い切るのは、田中屋バイオコミュニケーションズの堀江清史社長だ。東京都世田谷区の三軒茶屋に本社を置く同社は今年3月に産声を上げたばかりのコンサルティング会社である。「日中両国の製薬業界の橋渡しになる」ことをめざしている。  江戸時代、そこに三軒の茶屋があったのが三軒茶屋の地名の由来だが、そのうちの1軒、田中屋の末裔であることに社名は因んでいる。茶屋を経営する傍ら、富士山に登り、修行することを目的とした「富士講の先達を祖先がしていた」ことから、日中両国製薬産業の水先案内人になれればとの思いもある。  アステラス製薬社員の起訴、政府による医療費抑制のための新制度「集中購買」の導入などを背景に、国内製薬会社が中国市場に寄せる関心は、近年、... 「中国市場で日本の医薬品が新しい価値を生み出せる可能性はまだある」。  こう言い切るのは、田中屋バイオコミュニケーションズの堀江清史社長だ。東京都世田谷区の三軒茶屋に本社を置く同社は今年3月に産声を上げたばかりのコンサルティング会社である。「日中両国の製薬業界の橋渡しになる」ことをめざしている。  江戸時代、そこに三軒の茶屋があったのが三軒茶屋の地名の由来だが、そのうちの1軒、田中屋の末裔であることに社名は因んでいる。茶屋を経営する傍ら、富士山に登り、修行することを目的とした「富士講の先達を祖先がしていた」ことから、日中両国製薬産業の水先案内人になれればとの思いもある。  アステラス製薬社員の起訴、政府による医療費抑制のための新制度「集中購買」の導入などを背景に、国内製薬会社が中国市場に寄せる関心は、近年、こ

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